34歳で初めてのICL体験談(2022から)

健康

はじめに(注意事項)

2022年に受けたICLの最新の情報と私の実体験も含めて伝えられればと思い、約1年経過をしたので記事を書いています。

注意していただきたいのは、

この記事では、私が経験した範囲内での話で、

私の状況が個人的な感想も含まれており

担当する医師によっては違う見解の場合もあるため参考までにしてほしい。

きっかけ

私は34歳の2022年の夏I C Lをやろうと決意した。

かなり前に見たことがある自己啓発っぽい動画で、ずっとやりたいと思っていたこと。

費用対効果でコスパがいいこと。わずらわしさの軽減できる。

コンタクトレンズを年計算をすると

60歳以上まで使用した場合は大体50万いくかいかないか。

それプラス。眼鏡の着用の煩わしさの解消がかなりでかい。

温泉やプールなど外したり、毎日かけなければならないという不便さ。

手術に対しての恐怖心はあったが、お金に余裕があって生活の質を向上したい人にはお勧めできる。

ICLとは

簡単に言うと、目の中にレンズを入れて視力を調整する

手術のこと。

ちなみに、ICLはレンズの名前。

正式名称はフェイキックIOL(有水晶体後房レンズ挿入術)。

レンズの名前が有名になって手術名になることが多いが、ほかのレンズの名前もある。

私が入れたのは、2014年に国内承認されたスターサージカル社のレンズ。

「ICL KS-AquaPORT」というアメリカの会社のレンズ。

このレンズでは老眼は対応していないが

現在はイギリスのレンズで、老眼も対応しているものもあるらしい。

クリニック選び

・クリニックの決め手は、実績経験数が多い。

・院長の本人もICLを行っている。

・評判がいい。保証期間が長いこと。

実績もあり院長本人も経験者であることは心強い。

よくネット界隈では、病院で手術する意思は眼鏡をかけていると皮肉を言われることが多い。保証も長く、術後の定期健診も無料で、度数が合わない場合でも再手術も無償保証。あとは、ネットの口コミなど参考にして選んだ。今でも、定期健診で会うのだがとても良い対応なので選んで良かったと満足している。

手術の条件

検査をすることでわかるのだが、手術ができる人できない人の条件がある。

・年齢制限がある。

日本では推奨年齢が21歳から45歳までだが

私がかかった医師曰く20代はじめは、あまり向かないとのこと。

今後視力の変化がある場合があり、レンズが合わなくなる可能性があるので20代後半がおすすめ。

逆に45歳以上だと、目の病気になる可能性が高いので手術する意味がなくなる。

高いお金を出しても外さなければならないため、お勧めしないとのこと。

ICLは基本的に白内障の手術と同じで、

白内障は高齢になると自然と発症率が高くなる

なので、自費治療で高額な手術をしても、歳をとってから保険内で安く治療したほうが得。

・目の持病がないこと。

目の病気がある場合は治療が済んでから出ないとICLは手術ができない。

完治していれば可能。

・精神疾患があるとICLは向かない。

これは、クリニック特有の考えかもしれないが、目の見え方には、精神的なものが関わってきており、先生曰く術後の見え方に納得がいかないでトラブルになる事が多いみたい。

どのくらいの期間で出来るのか?

大体は手術までの流れは、3か月から半年程度。

クリニックによって異なると思うが、

私は手術まで3か月かかり、術後経過で通院は1年で問題なければ通院は必要なくなる。

私の経験だと、

①「はじめは検査や測定」

1-2か月に3-4回ほど視力の検査、何度も通い目の度数を計測。

目の病気なども見つけるための検査。

レンズの調整のため、視力測定。

視力は日や体調によって変化があるため何度も測定を行うらしい。

私の場合、0.2-3の乱視だったので、初めは1.0ほどに調整を希望。

2.0ほどまで出来ると言われたが、見えすぎ酔いがきついというネット情報を見て不安だったから。

担当医から1.0では後から不満になる人が多いという話を聞き、

真ん中をとって1.5にした。

②「レンズの注文」

検査が終わり、手術の同意をとりレンズを注文する。

在庫がない場合は、海外からの発注のため6か月以上待つ場合もある。

レンズは注文してしまうため、キャンセルしてもお金が戻らない。

③「手術」

1日で日帰り。

30分間ほどの手術。

日帰り可能ということだが、車の場合は付き添いなど必須。

④「経過観察」

レンズの不具合など定期的に検診を行い

経過観察を行う。(約1年)

費用について

費用に関して、自由診療になるため全額負担になる。

(でも、確定申告すれば高額医療請求で少しは戻る)

具体的に言うと

海外のレンズのため、為替によって変化があるが

レンズ代が片目15万からほど(乱視矯正などで値段が上がる)

ほかは、技術代や術後の通院費になる。

自分の場合は、大体60万ほどだったので30万レンズ代であとは技術料か通院費。

クリニックによって設定額が違うと思うが

安すぎて対応が悪かったりするので、見極めが重要になると思う。

ある意味の苦痛だった手術内容

結論から言うとICLの手術の内容は苦痛ではない。

手術の内容

手術内容は、簡単に言うと、目の中にレンズを入れる手術。

時間も片目も10分程度。

手術日当日。

待合室で、麻酔になる目薬を点眼して準備する。

手術室に入り、顔にカバーは被せられて目が閉じないように矯正器具を装着して手術開始。

目にライトで照らされて、目に水をかけながらメスを入れる。

水をかけるのは、たぶん出血した血を流すため。

麻酔のおかげで痛くはないのだが、眼球に異物が触れる違和感と若干熱い気がした。

目の眼球に切れ目を入れたらそこにレンズを挿入する。

レンズは長方形になっており、グルグルに丸めた状態で目の小さい傷口から目の中に入れる。

そこから、目の中で細いピンセットを傷口から入れてレンズの角を伸ばし眼球に合うように調節する。

想像しても痛い話だが、多少の違和感があったがこれも痛みはなく問題なく終了した。

片目が5から10分で大体30分ほどで終了。

しかし、私は手術台の光が駄目であった。

光を見すぎていると苦痛に感じる系の人間だったのだと思う。

例えるなら、炎天下で太陽の光を、目が閉じないようにしてずっとみている感じ。

手術が始まり5分ほどで、手術台の光が強すぎてかなりの苦痛

手術自体は、全く問題もなかった。

手術の内容に関しては、全く痛みもなく問題なかったのに光だけがきつい。

術後は、頭痛がひどくて歩けないほどで少し休憩をさせてもらい帰宅した。

問題ない人は、全く問題ないらしい。

ICLの術後になった後遺症なようなもの

・ドライアイになる。

術後、1週間で目が慣れたが目が乾燥しやすくなる。

人生初のドライアイになった。

医師からも稀になる人がいるそうだ。

・夜間ライトを見ると光のリングが映る。

普通の目なら眩しいだけだが、光を見るとその光を中心として光の輪が何個もできる。

ハローグレアというらしい。夜に車の運転をすると水の波紋のように光が輪っかができる。

個人的には、邪魔というとうより幻想的だった(笑)

術後の医師からの指示について

術後の医師からの指示は2つ

・ドライアイは点眼で様子見て。

・光のリングは慣れる。

ドライアイは、その後の受診で目薬だけ。

本やらなにやら調べて、自分でドライはほぼ完治できた。暇があれば書こうと思う。

光のリングは、1年経過で気にならなくなった。脳が適用したらしい。

まとめ

1年経過したことで見え方も変化なし。

1.5の視力は保たれている。

何かしらの弊害が出たり後遺症になったりとすることを不安に思ったが問題なく日常をおくれている。

術後は、見えすぎることによる眩暈。(1週間ほどで気にならなくなる。)

ドライアイは、半年ほど治し方気づいたのが遅かったから。

ハローグレアは、2-3か月で気にならなくなる。

結局は、自分の体調、クリニック選びによって程度は変わってくる。

多少のリスクはあるが、

眼鏡がいらない生活は、高額でもやってよかったと本当に思う。

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